mkarinto’s diary

HSPのマイペースな日常を綴っていきます

新聞配達 皆勤賞

12月10日

ちょうど一年になる。

19歳で発達障害と診断された息子が始めた新聞配達のアルバイト。

 

これから寒くなるという時期から始めることに躊躇し、

続くかわからないけどとりあえずと始めた。

 

運転免許もないので、電動自転車で一駅間、片道約20分の距離を

直行直帰。

配達先は集合住宅を三か所。

 

始める前に従業員の方がわざわざ家まで、ヘルメットや防寒着を届けて

くださった。

 

深夜2時前に起き支度をし、2時半ごろ家を出る。

最初の1週間は見習いだったので、心配性のわたしは、

車で並走して近くまで付き添った。

暗くて寒い中、電動とはいえ、一生懸命自転車を漕いでいる息子を

見つめ運転しながら、涙が止まらなかった。

 

中学1年の二学期から突然不登校になり、引きこもり、その後、再就職に向けて

面接を繰りかえしたものの、どこも決まらず意気消沈していた。

そんな時に知人から、配達の仕事の話をいただき採用となった。

本人にとっては、嬉しかったのだろう。

張り切って通いはじめた。

 

見習い期間が終わると、わたしも配達に同行した。

エレベータがあるけど、構造上、一旦一階まで下りてまた階段で上る場合もある。

一時間半弱の作業だけど、重い新聞の束を抱えては結構きつい。

 

結局20日間くらい毎晩並走して手前まで付き添い、

帰る頃に玄関先で待ち構えていた。

息子の姿が見えるとホッとし、帰りが遅いと心配になり電話をかけたり。

それからというもの、日増しに寒さが増し条件は悪化する一方。

 

雪の日、雨の日は車で付き添った。

わたしは車中で待機。

真冬、エンジンを切っての車中は凍えそうだった。

 

そんなこんなで、この一年、休刊日以外、一度も休むことなく通いつづけた。

そして会社から、皆勤賞をいただいた。

 

ほんとによく頑張った!!

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今は別居しているので、夜中の2時にアラームをセットし、

いってらっしゃい、とLineをおくる。

 

たまに、仕事休みの日は自宅に帰り、見送っている。

これからまた寒くなるので、自宅に帰る日を増やそうと思う。

息子は、大丈夫、と言ってくれるけど。

 

この一年でたくましくなったなあ。。。

 

 

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