mkarinto’s diary

HSPのマイペースな日常を綴っていきます

尋常性乾癬

長年、皮膚病を患っている。

最初に発症したのは、二十歳頃だった。

鼻の周りが痒くなり、かいているうちに、

小鼻の周囲と、鼻の穴周囲が赤くなってきた。

そうして、皮膚が剥がれてきたのだ。

 

最初は、引っ搔きすぎたかなと思い、軟膏を塗って様子をみていた。

しかし、一向に治らない。

それどころか、悪化して皮膚がぽろぽろ剥がれてくる。

 

顔の真ん中でとても目立つし、化粧もしにくい。

二十歳のお年頃娘にしては、ダメージ大で、

トイレへ行っては、頻繁に鏡をのぞくようになった。

 

そうして、数年後、今度は後頭部に痒みが出始めた。

異常な痒みに襲われ、また皮膚が剥がれ落ちてきた。

フケのような白っぽいものが、肩周辺に付着する。

 

そうして、皮膚科へ受診した。

病名は、尋常性乾癬。

早速、紫外線治療が始まった。

幹部に薬を塗り、個室に入り紫外線をあてられる。

それと、塗り薬で治療が始まった。

毎週1回の通院を約1年間続けた。

それでも、あまり効果が見られず、通院も面倒になり、

止めてしまった。

 

ところが、通院を止めた途端に、鼻の周囲の症状が治まったのだ!!

 

えっ??

って感じ。

どういうこと??

 

止めるべきだったのか。。。

なんだかよくわからないけど、とりあえず鼻の症状が治まり、

鏡を気にしなくなり、ストレスが一つ消えてホッとした。

 

それから病院を転々としたけど、どの薬も一時的なもの。

今だ完治せず。

後頭部で困るのは、髪を束ねられないこと。

患部が見えてしまうから。

また髪の毛が邪魔で、塗り薬もうまく塗れない。

いっそ髪を切り、丸坊主にしたい。

 

背後に人に立たれるのも嫌だ。

 

 

実は兄も同じ疾患にかかっている。

兄も後頭部で、私より酷い状態。

そのため、人前に出るのが嫌になり仕事を辞めてしまったという。

実際、そうやって失業して、引きこもりになる人もいるという。

 

調べてみると、遺伝もあるらしい。

なるほど。

完治する薬がほしい。